ここでは、これまでお話してきた中で取りこぼしてしまったエピ
ソード・情報などを紹介していきたいと思います。 ビザ関連情報 まず、何と言ってもこれを知らなくちゃ永住権の手続きは進まない というサイトの紹介です。移民法に関する手続きを担っている政府 機関は移民局「INS( U.S. Immigration & Naturalization Service)」 で、アメリカで生活する外国人は必ずお世話になるところでもあり ます。必要な書類をダウンロードすることもできちゃいます。 <INS> http://www.ins.usdoj.gov/ 日本の外務省のサイトでは、「日本在外公館への届け出」の項で も触れている出生届・婚姻届などについて書かれていますので、詳 しく知りたい方はこちらもどうぞ。 <外務省> http://www.mofa.go.jp/mofaj/ ・在日アメリカ領事館リスト http://www.mofa.go.jp/mofaj/link/list_j/lj_kita.html ・出生届、婚姻届、国籍の選択などについて http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/kaku/koseki/index.html 在日アメリカ大使館でもビザに関する情報を得ることができます ので、Web Siteを覗いてみてはいかがでしょうか。 <在日アメリカ大使館> http://usembassy.state.gov/japan/wwwhjmain.html 外務省の在日アメリカ領事館リストでは大使館や領事館のロケー ション、電話番号などを知ることができますが、中には Web Siteを持っている公館もありますので、ご紹介しますね。 業務時間やアクセスなど、更に詳しいことがわかると思います。 <在福岡アメリカ領事館> http://usembassy.state.gov/fukuoka/wwwhjapn.html <在大阪・神戸アメリカ総領事館> http://usembassy.state.gov/posts/ja2/wwwhcjfr.html <在名古屋アメリカ領事館> http://usembassy.state.gov/nagoya/ 「手続き開始」の項で触れた、永住権の申請に必要な書類の中に 写真がありますが、私はどこで撮っていいのやら見当もついてな かったので、たまたま広告に入ってたSEARS(JC Pennyのよ うな大型チェーンのデパートメント・ストア)のPortrait Studio にまずは行ってみました。クーポンがあったのが大きな決め手に なったんですよね。なんてちゃっかり者の私。クーポンはStudio にも置いてあるので、買い物ついでにもらってきてはいかが? 永住権申請にはケビンの写真も必要だったので2人一緒に行った のですが、計4枚のインスタント写真で$25.90でした。どれだけ 割り引いてもらったのか忘れてしまいましたが、多分通常料金は インスタント写真(パスポートサイズのこと)2枚セットで$15 程度ぐらいなものでしょう。 この永住権申請に使用する写真は、写真のサイズや被写体の顔の 向き、画像の明かるさなどが細かく指定されていて、とても口で 説明できる代物ではないので、出向くときは是非INSから送ら れてきたI-485 Packageに同封されている、写真に関する説明 (Color Photograph Specifications)を一緒に持って行く ことをお勧めします。ちなみに、私の行ったStudioではすでに店 員がこの写真について熟知していたので撮影もスムーズでした。 後になって大型スーパーのWAL*MARTにもフォトスペース があるのを知ったんですが、私たちはまだ利用したことがないので この種の写真が撮れるかどうかは不明。どうなんでしょうねぇ。 知っててお得情報 現在は仕事を辞めて無職になった私も、妊娠9ヵ月に入るまでは 頑張って仕事をしていました。アメリカで初めて仕事に就いたの が'99年の2月。その時活躍したのは「労働許可証(Employment Authorization Card)」です。これはI-485 Packageに任意で 付けることのできる、労働許可申請用の書類I-765が受理される と発給される許可証です。書類が受理されてから、約3ヵ月後に INSから発給の通知が届き(この期間は州によります)、書か れている日時に本人が直接取りに行くようになります。カード用 に写真・指紋をとり、サインをすれば、その場でカードをもらう ことができます。 許可証の有効期間は1年間で、私の場合、カードを発給されてか らも半年近く仕事に就かなかったので、実際に仕事を始めた半年 後にはもうカードの期限切れが迫っていました。そのまま続けて 働くなら、許可証を更新する必要があります。もちろん、それま でに永住権をもらえていたら話は別ですが、更新するならまた I-765を提出しなくちゃなりません。それだけならまだしも、手数 料も再度払うことになってしまいます。私達が最初に申請した時 I-765の費用は$70だったのに、更新時には値上がりをして$100 になってまして思わずガックリきてしまいました。 発給同様、更新にもある程度時間がかかりますので、有効期限の 3ヵ月前ぐらいから書類を取り寄せて、更新に取りかかった方が いいと思います。書類はINSに電話して送付してもらうことも できますし、サイトに行ってダウンロードすることもできます。 アドバンス・パロール(Advance Parole)って知ってますか? これはI-765の労働許可申請と同じように、I-485 Packageに任意 で一緒に請求することができる書類で、アメリカへの再入国を 許可してもらうためのものです。 Application for Travel Document(I-131)というのが申請の書類名です。「手続き開始」 の項でも触れてますが、申請には$95の費用がかかります。 (これまた$75から値上がりしてしまいました。) 再入国許可の有効期間は1年間で、これなしで永住権の申請中に アメリカ国外に出てしまうと、帰ってくる(再入国する)ことが できなくなってしまいます。つまりこの許可は、ビザがない申請 中の身で、合法的にアメリカを出入国するためのものなのです。 私はINSの面接が済み、妊娠の安定期に入ってから日本に一時 帰国するためにこの許可を使いましたが、面接待ちの段階でアメ リカ国外に出てしまうと、帰ってから面接までまた当分待たされ てしまったりと、なかなか面倒なことになってしまうようです。 日本の家族によっぽどの緊急事が起こらない限り、または面接が 済んだ後か、面接を当分待たされる覚悟をしない限りはアメリカ 国内から出ない方がよさそうですね。 ちなみに、私たちの州(NC)では申請から許可がおりるまで、 約1ヵ月弱ほどかかりました。また、機内で記入する「出入国 記録カード(I-94)」は、白い方のビザ保持者用カードに記入 し、アメリカ入国の際、審査官に見せることになります。 |
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