「国際結婚」なんだかすごい響きです(笑)私にとって。
ただ、好きになって結婚したいなって思った人が日本人じゃなかった。
それだけです。今でもケビンを見て「外国人」って感じたことないなぁ。
結婚って人間と人間がするものですよね。人種を遥かに越えた「人間」と
してするもの。それには「国際」なんてちょっと仰々しい気がします。
だからもし、「国際結婚」に対して疑問を持ってたり、不安を感じている
方がいらっしゃったら今の私たちの生活を知ってもらい、少しでも多くの
理解が得られたら幸いです。そしてまた、国際結婚は手続きが大変だと
よく言われます。私たちがこれまで通ってきた数々のトンネルをこの
ページに記るすことで、結婚やお付き合いに悩んでいる方の手助けに
なれば、これまた感無量です。

アメリカでの永住権申請の詳細は「手続き開始」の項で読むことができます。
  ここでの情報は、主に私たちが結婚した1998年のものを基にしています。



まずは自己紹介

私、やっことケビンは、よく食べて寝てやたらと叫ぶ
モンキー(男の子)と共に毎日忙しく過ごしています。
知り合ったのは日本。結婚式はアメリカで挙げました。
今はアメリカ、ノース・キャロライナに住んでいます。
私は現在、無職の主婦で恋しい日本をインターネットで
間近に感じることができています。
将来、日本に帰って生活できることを2人で夢見ながら
手探りのアメリカ生活を送っています。


渡米

  ケビンと一緒にアメリカに来たのは、まだ交際中の時でした。
アメリカでの勤務が決まったケビンについて行って、観光のナビ
にしてやろうとの魂胆です(笑)その時はまだ結婚なんて考えて
なかったので、親にも「ちょっと3ヵ月程行って来るわ」の一言
だけ告げて出国。3ヵ月、つまり観光ビザ(ノービザ状態)
滞在して、帰国しようと思っていました。 国にもよりますが、ア
メリカは3ヵ月以内の観光を目的とした入国だったら、ビザは
特別必要ないので、その時の私も手続きは別に取りませんでした。
ケビンが1ヵ月半の休暇が取れるということで、最初はお父さん
のいるカリフォルニアで2週間ほど滞在し、それから車で5日間
かかって大陸を横断。今度はお母さんのいる東海岸のノース・
キャロライナで残りの2ヵ月を過ごしました。今思えばケビンの
両親に会って、とても親切にしてもらったことも結婚の決め手に
なったと思います。
さて3ヵ月後、私は止めるケビンを置いてさっさと日本に帰国。
それからは海を越えた超遠距離恋愛になりました。「もうこれは
結婚でもせにゃ、落ちつかんぞ。お金も掛かるし。」ということ
で(?)ついに結婚の準備。いろんな方々に聞き回り、お世話に
なりながら得た情報は2種類。
1)結婚が目的で渡米するのだからきちんと「婚約者ビザ(フィ
    アンセ・ビザ)」を取得するべし。
2)行けばなんとかなるから、取り敢えず「観光ビザ」で渡米し
    その後の手続きはアメリカでする。
良い子の私が選んだのは後者(笑)ホントはちゃんとフィアンセ
ビザを取りたかったのですが、日本のアメリカ領事館に出向いて
インタビューを受けたり、ケビン(未来の配偶者)がアメリカの
移民局に外国人婚約者申請をして承認されなくちゃならない、と
いった内容を本で読み、うんざりしちゃったのです。
結局、結婚の意をもっていたにも関わらずノービザで渡米し、
空港の移民官に「アメリカに来た目的は?」と聞かれ、平然と
サイト・シーイング」と答えたのは言うまでもありません。

ノービザについては「F.A.Q.」の項でも触れています。


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